遡ること平安王朝、武士の命・身を守る貴重な装束(武装・武具)であった大鎧。
最も格が高く正式な鎧として式正の鎧、式の鎧、本式の鎧と呼ばれていました。
大鎧開運祈願は当宮でお祓いを受けた神聖なる大鎧をご祈願者様が身に纒って、神前で開運祈願や厄除祈願を執り行う特別なご祈祷です。
特別祈祷 大鎧開運祈願
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祈願内容
・神恩感謝 ・開運招福 ・災厄消除 ・商売繁盛
・事業繁栄 ・心願成就 ・身体健康 ・家内安全
・病気平癒 ・安産祈願 ・必勝祈願 ・良縁成就
・子宝祈願 ・学業成就 ・交通安全 ・人生儀礼
ご祈祷時、神前でご着用いただく大鎧は最も著名な甲冑師・明珍派から受け継がれた技術伝承を担う弟子の鎧師により制作されています。
かつて、平安時代、武士の命、身を守る防具として着用されていた大鎧。
大鎧には目を見張る見事な美しい伝統工芸の技法が各所に施されています。
その華やかさの裏には武士たちの戦場での自己顕示欲の意識の強さや潔さを示したいという願いが窺えます。
源義経などその時代の武将たちにより各地の神社に奉納されたことで、当時の鎧は今もなお、我が国の大事な遺品(国宝や重要文化財)として受け継ぎ残されています。
遺品の中には軍神が着用するという象徴として奉納されたと見られるこの上なく華麗で美術工芸的にも最高傑作といえる鎧も存在し、防具としてだけではなく、武士の晴着としての伝来や精神の願望の対象、戦勝祈願の奉献品としても各地の神社に納められたと考えられています。
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