お江戸の天神信仰

-湯島天神と北野天神-

北野天満宮 
菅公御神忌千百二十五年半萬燈祭
湯島天満宮 
菅原道真公 御神忌千百二十五年
式年大祭

令和9年(2027年)は当宮で御祭神としてお祀りする
菅原道真公(菅公)がお亡くなりになられて
菅公御神忌千百二十五年半萬燈祭にあたります。
記念行事の一環として、当宮では菅原道真公 御神忌千百二十五年式年大祭を執り行います。
この大祭に先駆け、本社である北野天満宮所蔵の菅公にまつわる貴重な刀剣10振りを関東にて初めて公開するとともに、当宮が所蔵する御神宝を特別展示いたします。
天神信仰を物語る
御神宝の数々を是非、この機会にご覧くださいませ。

会場湯島天満宮 宝物殿
開催日令和7年4月5日(土)〜5月25日(日)
特別拝観料一般:1,000円
高校大学生:500円
小中学生:300円
拝観時間午前9時半~午後5時
(入館は4:30迄) 
お問合せ湯島天満宮社務所:03-3836-0753

お問合せ


展示品のご紹介

脇差 銘 猫丸 室町時代

猫丸

菅原道真公の守刀
銘 猫丸

菅原道真公の守り刀と伝わる脇差。壁に立てかけられていたところ、猫が気づかず走り抜けて真っ二つになってしまったとの逸話を持つ切れ味折り紙付きの脇差です。
北野天満宮 蔵

短刀 銘 大慶直胤 江戸時代

大慶
直胤

渡唐天神が彫られた短刀
銘 大慶直胤

官公が唐に渡り仏教の秘儀を修めて帰ってきたという伝説を表す「渡唐天神」の姿が髙彫されています。
鎺からは梅の花が見えるようにデザインされており、梅を星と解釈すると、太陽・月・星の三辰信仰を表す意匠となっています。
北野天満宮 蔵

大慶直胤

大慶直胤(たいけい なおたね)は「新々刀」と呼ばれる安永期(1772~81)から幕末までに作られた日本刀のなかで
水心子正秀(すいしんしまさひで)や源清麿(みなもときよまろ)と共に「江戸三作」と呼ばれる高名な刀工です。
江戸に在住したことから、江戸三作と称され作品は現在、美術品として高く評価されています。

大慶直胤はオンラインゲーム刀剣乱舞のなかでも登場する人気キャラクターです。
刀剣乱舞 ONLINE 公式サイト「大慶直胤」

刀剣乱舞 ONLINE 公式サイト

太刀 月山貞勝 昭和時代

月山
貞勝

十六代利為奉納

太刀 銘 奉納北野天満宮宝前/昭和二年二月侯爵前田利為/大阪住人月山貞勝謹作(花押)
附 金梨地鳳凰螺鈿松梅紋蒔絵飾太刀拵 北野天満宮蔵

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